2021-02-24 第204回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山の坑内に五万トンの水をためるタンクを造りまして、その写真にありますオレンジ色のミカンのようなものがたくさん出ておりますけれども、それがニュートリノを捉えるセンサーです。
東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山の坑内に五万トンの水をためるタンクを造りまして、その写真にありますオレンジ色のミカンのようなものがたくさん出ておりますけれども、それがニュートリノを捉えるセンサーです。
今から二年前、二〇一九年二月に、梶田隆章東大宇宙線研究所長、白川英樹筑波大学名誉教授、ノーベル賞を取られた方も含めて五十一人の学者の方々が、「大学の危機をのりこえ、明日を拓くフォーラム」、こういうものを結成をいたしました。当時の呼びかけ文を読み返しますと、この中では、運営費交付金や私学助成など基盤的経費の継続的な削減が教育、研究の土台を弱体化した、最初にこういうふうに指摘しております。
この件についての緊急要望の取りまとめに尽力されたノーベル物理学賞受賞者でもある梶田隆章東京大学宇宙線研究所長は、基礎的研究費の削減の影響はボディーブローのように利いてくる、基盤となる施設を安定的に支える仕組みが必要と語っておられます。危機感を表明されております。こうした多くの科学者の御指摘をどのように受けておられますでしょうか。
○参考人(大東和美君) 略歴については把握しておりますが、例えば電気工事士は学術総合センターの新営工事を担当したということを申し上げていますが、もう一方の一級建築士は東京大学の宇宙線研究所の新営工事など、そしてまた、もう一方の技士はお茶の水大学の本館改修工事など、また東京工業大学の建築等の監理技士であったりするということであります。
二日目は、岐阜県に移動し、東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設を訪問いたしました。 同研究施設は、神岡鉱山内の地下千メートルに設置されたスーパーカミオカンデや重力波検出器を始めとする観測装置を用いて、究極のイノベーションとなる可能性を持つ素粒子や宇宙の物質についての研究を行っております。
ここで挙げられましたのが、京都大学の基礎物理学研究所と、現在ニュートリノの観測で有名なスーパーカミオカンデを有する東京大学の宇宙線研究所の前身であります宇宙線観測所がありました。この大学共同利用という考え方は世界で極めて珍しいものであり、多分、今でも日本が、日本だけが持っているような研究施設だと思います。誠に世界に誇るべきものであります。
○政府参考人(石川明君) 国立大学法人には現在五十九の附置研究所が設置されておりますが、このうち、全国共同利用型の附置研究所につきましては、ただいま先生からお話ございました京都大学の基礎物理学研究所、あるいは東京大学の宇宙線研究所のほか、海洋に関する基礎研究を目的といたしました東京大学の海洋研究所でありますとか、あるいはたんぱく質に関する研究を目的としております大阪大学のたんぱく質研究所など、合わせて
○政府参考人(石川明君) ただいま先生からお話のありました、例えば東京大学の宇宙線研究所におけるスーパーカミオカンデは、大変今重要な研究が進められておりまして、優れた研究成果が生まれているところでございます。 今後とも、国立大学の附置研究所等におきまして、先生今お話ございましたように、このように大型で重要な研究プロジェクトの実施というのは予想されるところでございます。
これが更に発展し、スーパーカミオカンデで有名な宇宙線研究所や、小柴昌俊さんや私が若いころ、全く同じころに勤めた原子核研究所が東大附置の共同利用研究所として創設されました。この大学共同利用研究所は世界で注目される制度であり、特に乏しい時代、乏しきを分かち合いながら世界的な成果を上げてまいりました。
大変重要な研究所、例えば先ほど申し上げました京都大学の基礎物理学研究所、東京大学のスーパーカミオカンデを持っている宇宙線研究所、そして地震研究所、東北大学の金属研究所、こういうものがすべて伝統ある大学の共同利用研究所でございますので、是非ともこれの存在をお忘れなくお願いをいたします。 最後に、二分いただきまして、施設のことについて御質問申し上げます。
しかし、東京大学の宇宙線研究所が、今お話がありました、岐阜県の神岡鉱山の地下一千メートルに建設いたしましたスーパーカミオカンデという大型装置による観測研究によって世界的に注目を集めるような発表をなされましたが、それは、平成十年六月の国際会議において、世界で初めてニュートリノに質量があるという確証を得たという発表をいたしまして、世界的に注目を集めました。
そしてつい先日も、つくば市から二百五十キロの岩盤を通してニュートリノを神岡の宇宙線研究所に当てることに成功した。それによって、ニュートリノに実は質量があるのではないのかなというふうなことが確認をされて、今実は世界がこの分野について大変な興味を持っている。
これは東大宇宙線研究所を主体に日米共同でやったわけでございますけれども、何か世界じゅうはアメリカの功績みたいな感じにとるわけです。では、我が国はそのとき、総理はそのことについてコメントでも出したのか、また各機関は出したのか。これは出ていないわけですよね。アメリカにおきましては、ニューヨーク・タイムズ、ワシントン・ポスト等は一面でこれを扱っておる。迅速なんです。
かつて素粒子ニュートリノの研究で有名だった東大宇宙線研究所観測装置のスーパーカミオカンデ、あれは去年でしたでしょうか、スーパーカミオカンデに関連して、そのカンデを使っての研究費そのもの、これは随分と伸びてきた、ところがカミオカンデを動かすための運営費、あるいはそれを修理するための装置補修費が不足していて、この装置がうまく動かないというような報道がたしか去年あったと思います。
ですから、私たちは、七月の下旬から八月の上旬にかけて、高エネルギー加速器研究機構と東大宇宙線研究所のスーパーカミオカンデの二つの施設について、現地に行って、実際に現場の研究者の話を聞いてまいりました。
このニュートリノにどうやら質量がありそうだということを最初に見つけたのが、日本の東大宇宙線研究所のグループでございます。岐阜県神岡鉱山の地下深く、スーパーカミオカンデという大きな観測器でこの発見をしたということで、ノーベル賞級と言われております。 私は、これは今後の宇宙観、生命観を変えるぐらいの発見で、日本が世界にした文化的な貢献、超一級の貢献ではないかと思います。
今御指摘の東京大学宇宙線研究所、平成三年から八年にかけまして、約百四億円の建設費を投入いたしまして建設をしたものでございます。 予算のことでございますが、平成九年度は四億八千三百万円、平成十年度は四億六百万円ということで、十数%の確かにカットになっております。
ここでつくられた二十インチという世界最大の口径を持つ光電子増倍管は、陽子の崩壊や宇宙から飛来するニュートリノによる微弱光を検出する目的で、岐阜県神岡町にある東大宇宙線研究所の観測施設、通称カミオカンデに採用され、数年前にマゼラン星雲の超新星爆発によるニュートリノを世界で初めて検出することに成功したとのことでした。
これは、宇宙線の研究体制の整備を図るため、研究部門の拡充整備とともに、名称を宇宙線研究所に変更し、その所在地を東京都に変更しようとするものであります。 なお、衆議院において施行期日等に関する附則の規定の一部が修正されましたので、念のため申し添えます。 以上がこの法律案を提出いたしました理由及びその内容の概要であります。
これは、宇宙線の研究体制の整備を図るため、研究部門の拡充整備とともに、名称を宇宙線研究所に変更し、その所在地を東京都に変更しようとするものであります。 以上がこの法律案を提出いたしました理由及びその内容の概要であります。何とぞ十分御審議の上、速やかに御賛成くださいますようお願いいたします。
また、東京大学宇宙線観測所を宇宙線研究所として拡充整備するとともに、国立民族学博物館、分子科学研究所等の既設研究所についても計画的に整備を進めることといたしております。 次に、科学研究費につきましては、環境、エネルギー等の資源、がん、難病など人類の福祉達成に関連する問題解決的な重要基礎研究、国際共同研究に重点を置いて、総額百九十八億円を計上いたしております。
また、東京大学宇宙線観測所を宇宙線研究所として拡充整備するとともに、国立民族学博物館、分子科学研究所等の既設研究所についても計画的に整備を進めることといたしております。 次に、科学研究費につきましては、環境、エネルギー等の資源、がん、難病など人類の福祉達成に関連する問題解決的な重要基礎研究、国際共同研究に重点を置いて、総額百九十八億円を計上いたしております。
この際、素粒子研究所は高エネルギー専門の研究所とし、将来別個に超高エネルギーを含めた宇宙線研究所を考えたようでありますが、この宇宙線研究所設置という問題こういう御構想というのはお持ちになっていらっしゃるわけでございますか。